強烈な塩味と見た目「真イカとアンチョビのピザ」!
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今回紹介するのはサイゼリヤのピザの中でも異質の雰囲気を持つ「真イカとアンチョビのピザ」です!
真イカとアンチョビのピザは、メニュー写真の豪華さに反して、マルゲリータピザと同様の399円とサイゼリヤのピザの中では最安値のメニューです。
他のピザ系メニューには具がなかったり、具があっても豪華さに欠けていたり、値段が少し高かったりするのに対し、真イカとアンチョビのピザは具がたんまりと乗っているのに低価格なのが魅力的です。
真イカとアンチョビのピザは見かけ通り、真イカとアンチョビがメインのピザです。
ピザの上に散りばめられているこの二種類の具が強烈な味を演出しています。
特に強烈な味をしているのがアンチョビです。
衝撃的な塩味を感じることが出来ます。
サイゼリヤの全メニューの中で圧倒的に塩味が強いのが特徴です。
当然その塩味は真イカとの相性もばっちりであり、チーズとの相性も抜群です。
塩味があまりにも強すぎるため、アンチョビだけを食べるのは厳しいですが、ピザ生地やチーズ、真イカと一緒に食べることで、塩味を軽減し、調整することが出来ます。
しかし、塩味が強烈すぎるため好き嫌いは分かれてしまう可能性が高いです。
この強烈な味は一度食べて見なければわからない部類になります。
味の主役がアンチョビならば、食感の主役は真イカと言えるでしょう。
弾力があり、噛みごたえのあるリング状の真イカがいくつもトッピングされています。
チーズのふわっと食感と真イカの噛みごたえの相性が良く、美味しいです。
アンチョビはあまり食感がなく、チーズや真イカがどうしても目立ってしまいます。
しかし、味のアンチョビ、食感の真イカと役割がしっかり分かれていることもあり、それぞれの美味しさをしっかりと楽しむことが出来ます。
ただし、味と同じく、この食感も人を選んでしまう可能性が高いです。
メニュー写真では、真イカとアンチョビのピザは見た目に豪華さが感じられます。
それは実物を見ても変わらない感想といえます。
実際の真イカとアンチョビのピザも豪華な見た目に仕上がっているからです。
通常のピザ生地にたっぷりのチーズ、その上に黒のアンチョビと白紫の真イカがちりばめられています。
色合いもさることながら、具の多さが豪華さを演出するのに一役買っているのは間違いありません。
食べる前から、見た目で楽しむことが出来ます。
399円で注文することが出来るピザとは思えないほどの具材の量と鮮やかな見た目が食欲をそそります。
また、見た目からは味の想像がしにくいことから、実際に食べることで想像とは違う味を楽しむことが出来ます。
強烈な味、充実した食感、豪華な見た目、そのうえで低価格というコストパフォーマンスにすぐれたピザです。
他のピザ系メニューとは様々な面で一線を画しているため、敬遠する人は最後まで敬遠するでしょうし、興味のある人は早々に頼んでしまいそうなメニューといえます。
真イカとアンチョビのピザはアレンジ不要です。
あまりにも塩味が強いため変にアレンジしない方が良いです。
ただし、オリーブオイルは元々ピザとの相性も良いですし、塩味を多少軽減してくれるので、塩味が強すぎて食べにくいという人は使ってみても良いです。
実際に、何もアレンジしない時と比べて違いが生まれ、美味しいです。
もしもアレンジするならオリーブオイル一択です。
ピザ系のメニューはどうしても王道のマルゲリータピザや、気になるバッファローモッツァレラのピザを注文してしまいがちです。
しかし、399円という低価格と想像しにくい味、特徴的な見た目など、少し変わったピザである真イカとアンチョビのピザはぜひ一度は注文してほしいピザです。
ただし、何度も記述しているように、味、食感ともに好き嫌いが大きく分かれるのは間違いありません。
食べ物を粗末にしないよう、注文する時は覚悟してからをお勧めします。
タラコの味が食欲そそる「タラコとエビのドリア」!
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今回紹介するのはランチメニューのドリア枠の一つ「タラコとエビのドリア」です。
タラコとエビのドリアはランチメニューのドリア枠の一つですので500円で注文することが可能です。
ドリアですのでライスはついてきませんが、スープバーとミニサラダは他のランチメニューと同様についてきます。
昼にハンバーグ系はちょっと遠慮したいかなという時には注文してみても良いでしょう。
タラコとエビのドリアは、サイゼリヤのトップメニュー「ミラノ風ドリア」とは味としては違う系統に属しますので、ミラノ風ドリアが苦手な方でも食べられるかもしれません。
タラコとエビのドリアはミラノ風ドリアと同じようなクリーミーさがあります。
しかし、味は「タラコソースシシリー風」に近いものになっています。
タラコソースシシリー風もクリーミーなタラコソースが魅力の優しい味のパスタですが、そのソースを使ったドリアといっても過言ではないでしょう。
絶妙なタラコソースの美味しさ、思い出すと涎が出てしまうような美味しさです。
市販品としては手に入らない、濃厚で優しい味は一度は味わってほしいです。
ただ、一つ残念なのがエビの味が活かされていないことです。
エビのエキス自体は出ているのでしょうが、タラコソースの濃厚な味はエビの味を完全にかき消しています。
元々エビは繊細な味で、単独で食材とならなければ味を感じにくいとはいえ、せっかくエビを使っているのにもったいないと感じました。
見た目はミラノ風ドリアに近いものになっています。
ただミラノ風ドリアよりピンクよりになっており、エビが少し見えるようになっています。
ミラノ風ドリアには具といえるような食材が入っていないのですが、タラコとエビのドリアはエビがメインの具材となっています。
当然クリーミーなタラコソースはしっかりと全体を覆い隠しており、焦げ目もしっかりあります。
店員さんが持ってきてくれてすぐは、グツグツと煮立っており、より一層食欲をかきたてられる見た目をしています。
ただ純粋に見た目で比べればミラノ風ドリアの方が食欲をそそられる見た目をしているように思います。
それでもタラコとエビのドリアが劣っているというわけではなく、あくまでもミラノ風ドリアが完成され過ぎているというだけにすぎません。
食感はエビの存在以外はミラノ風ドリアと同様です。
濃厚でクリーミーなソースによって、とろっとろに仕上がっています。
熱すぎていきなりは食べられませんが、ふーふーと息で冷まして口に含むと、濃厚なソースの味、口いっぱいに雪崩れてくるソースの食感を感じることが出来ます。
その中からドリアのご飯部分が出てきて、ソースと絶妙なマッチングを披露してくれます。
やはりサイゼリヤのドリアはこの完成されつくした食感が持ち味と言えるでしょう。
ただ、先ほど言ったように、ミラノ風ドリアとタラコとエビのドリアの食感には違いがあります。
それがエビの存在です。
数こそそれほど入ってはいませんが、口に含めば圧倒的なまでの存在感を感じることが出来ます。
硬すぎることも柔らかすぎることもないエビが自己の存在を主張してくるのです。
味や見た目の面では影の薄かったエビも食感では最も存在を強く感じさせます。
タラコソースとの味や食感での相性も抜群で、かなり美味しいです。
最後にアレンジについてですが、タラコとエビのドリアは様々なアレンジを楽しむことが出来ます。
粉チーズとの相性はもちろんのこと、唐辛子フレークやタバスコなども人によっては十分マッチします。
これはミラノ風ドリアにも言えることですが、やはりドリア系はアレンジが自由自在に行えます。
好みに合わせて色々な味を楽しむことが出来、何度も頼みたくなります。
そんな多彩なアレンジの中でもお勧めなのが粉チーズです。
濃厚でクリーミーなタラコソースとの相性は抜群!
熱々のタラコとエビのドリアに粉チーズをかけ、混ぜ合わせると、トロトロにとけた粉チーズにより、味や食感がかなり変化してきます。
タラコとエビのドリアはサイゼリヤのドリア枠ですが、ここには絶対王者のミラノ風ドリアが君臨しています。
それゆえに、同じドリアなら、安く美味しく安定しているミラノ風ドリアを頼もうと思う人が多く、敬遠されがちです。
しかし、せっかくランチの時間帯に訪れたのでしたら、一度は食べてみても良いのではないでしょうか。
※散々タラコとエビのドリアと比較したミラノ風ドリアの記事はこちらです
彩り豊かで食欲そそる「鶏肉のオーブン焼き」!
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今回紹介するのはランチメニューの一つ「鶏肉のオーブン焼き」です。
鶏肉のオーブン焼きはランチメニューの一つですので、もちろんワンコイン500円で食べることのできるメニューです。
また、他のランチメニューと同様にスープバーの利用が可能であり、ライスやミニサラダもついています。
ランチメニューの中で唯一の鶏肉をメインにしたものになっており、がっつり食べたいけど、ハンバーグを避けたい人にはピッタリのメニューになります。
鶏肉のオーブン焼きは鶏のから揚げに甘酸っぱいソースをかけたような味になっています。
甘酸っぱいソースといっても、甘すぎることも酸っぱすぎることもありません。
柔らかい甘さにほんのちょっとの酸味が加わっています。
それが鶏肉ととても相性が良く、サイゼリヤにはあまりないタイプの料理といえます。
付け合わせの野菜も他のメニューとは違い、シシトウやパプリカ、ナスと彩り豊かで味や食感もサイゼリヤではあまり感じられないものです。
それらの付け合わせ野菜も甘酸っぱいソースと相性が良く、食欲をそそられます。
やはり鶏肉のオーブン焼き最大の特徴と魅力と言えばその彩りでしょう。
前述したように付け合わせの野菜が赤や黄色のパプリカ、緑のシシトウ、紫のナスとカラフルです。
他のメニューの野菜がニンジンやグリーンピース、コーンなどで、このようなカラフルな野菜で彩りされているメニューは他にはないため興味がそそられます。
鶏肉もから揚げ状にされており、一口か二口で食べられるサイズになっているなど、やはり他のメニューにはない特徴を有しています。
そして何より甘酸っぱいソースの味はもちろん、見た目が素晴らしいと言わざるをえません。
鶏肉は茶色、パプリカは赤色や黄色、シシトウは緑色、ナスは紫色とカラフルなのは良いですが、統一性がなく普通においているだけではバラバラのちぐはぐした料理に見えます。
それがこのトロトロの茶色いソースがかけられることで統一性を生み出しています。
ソースの影響で鶏肉の茶色も二種類のグラデーションになっており、メインとしての印象付けがされているような感じがします。
この甘酸っぱいソースは鶏肉のオーブン焼きの全体を印象付けるようなソースです。
というのもそれぞれの野菜や鶏肉にも味があるとはいえ、やはりこのソースの味の影響は大きく、全体的に甘酸っぱい味に仕上がっています。
また、食感にも影響を与えており、鶏肉は人によっては少しパサパサに感じることもあるかもしれませんが、このソースによりしっとりとした食感になっています。
もちろん、元々の鶏肉もパサパサになっているわけではなく、ふんわりとしていますが、ソースをかけてしまえば、完全にしっとり食感に支配されます。
付け合わせの数々の野菜はしっかりボイルされており、驚くほど柔らかくなっています。
そして最後にアレンジについてですが、今回はアレンジの余地はないです。
甘酸っぱいソースにより全体の味が決まっており、そのソースの影響力と食材の相性が良いため、変にアレンジすると失敗してしまうでしょう。
付け合わせがポテトなどであれば塩をかけるのもありですが、鶏肉のオーブン焼きにはポテトはついていませんので、塩の入る余地はありません。
またその他の調味料も甘酸っぱいソースとの相性を考えると避ける方が無難です。
ソースの味が好みでないならば色々してみても良いかもしれませんが、出来れば変更しない方が良いでしょう。
鶏肉のオーブン焼きはサイゼリヤの特異メニューです。
他のメニューと比べて圧倒的に彩り豊かであり、付け合わせの野菜も異なっており、ソースの種類も他にはないものです。
またメインの鶏肉もから揚げ状になっているなど、他のメニューとは異なっています。
この見た目、味、食感、食材などはサイゼリヤの中では鶏肉のオーブン焼きでしか味わえません。
ランチメニューが改訂されなくなる恐れもあるため、興味があるなら一度食しておくと良いかもしれません。
卵がトロ~リでお得「カルボナーラ」!
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今回紹介するのはトロ~リ卵が乗ってて美味しい「カルボナーラ」です!
カルボナーラは499円とサイゼリヤのパスタの中では最高値のため、なかなか注文する気が起きない方も多いでしょう。
しかし、他のパスタやドリアでは有料の卵が乗っているため、実際にはそれほど高くはありません。
また、見かけだけではなく味も素晴らしいです。
カルボナーラの味の中心となっているのはチーズです。
チーズがふんだんに使われており、ミルクのように濃厚に仕上がっています。
普通にチーズ味だけでも十分な美味しさがあるのにも関わらず、卵を混ぜることで更なるおいしさを味わえます。
卵自体には味が付いてはいないのですが、麺と一緒に食べることでより濃厚な味が口いっぱいに広がります。
ただし、ここで卵をふんだんにつけてしまうと、素の卵の味が強すぎてチーズの風味を感じることが出来なくなってしまうので注意が必要です。
上手くバランスを保って食べることが出来た時は感動すら覚えるほど美味しいです。
卵の味とチーズの味、二つの味が調和し、美味しさを何倍にもしてくれます。
また、パンチェッタも良い味を出しており、濃すぎず、薄すぎずで、麺と食べても卵と食べても美味しく感じます。
麺、卵、パンチェッタを同時に食べるのが最高に美味しい食べ方なのは言うまでもありません。
ゆえに少しパンチェッタが少ないのが残念と言わざるを得ないです。
しかし、パンチェッタがなくなってしまっても美味しいということに変わりはありませんので、最後まで十分楽しめます。
カルボナーラは食感も他のパスタとは少し違っています。
チーズがふんだんに使われていることもあり、他のパスタのようなさらっとした感じはなく、けれどもソースを多用しているパスタと違ってドロッとしていることもありません。
その中間に位置しているパスタと言えます。
卵はトロトロでとても良い食感を感じることが出来ます。
パスタと絡めて食べるとパスタもトロ~リとして、少し食感が変化します。
味も食感も、卵があることによって二種類楽しむことが出来ます。
そしてカルボナーラ見栄えですが、これはパスタの中ではトップクラスでしょう。
最初は温泉卵のように白身に覆われた卵が麺の真ん中に鎮座し、その上からチーズがかけられているため、白一面の見た目になっています。
そのため、メニューとは少し違いそれほど美味しそうには見えません。
しかし、カルボナーラの真骨頂はこの後、卵を切ったことによって発揮されます。
卵を切ると中から半熟の黄身が出てきます。
流れ出るわけでもなく、かといって形を維持するわけでもなく、これぞ半熟と感じさせられる黄身が顔を出します。
そうすると一気に華やかさが増し、美味しそうに感じられてきます。
麺のクリーム色、チーズの白色、卵の黄色、パンチェッタのピンク色・・・
黄色が入るだけで全ての色が強調され、美味しそうに見えてくるのです。
味、食感、見た目どれも素晴らしいカルボナーラですが、アレンジについては何とも言えません。
なぜなら、卵を混ぜることで二度楽しめるという性質であり、またとても美味しくてアレンジをする間もなく間食してしまったからです。
もう一度食べた際にはアレンジを試し、追記したいと思います。
カルボナーラは499円とパスタ最高値ではありますが、それに見合うだけの価値を秘めています。
味も食感も二度楽しむことが出来、見た目も満足のいく完成度に仕上がっています。
ただし、卵と麺の割合を間違えてしまうと魅力が台無しになってしまうなど難しい面もあるので注意が必要と言えます。
ピリ辛が絶妙「スパイシートマトソースのハンバーグ」!
今回紹介するのは、2017年7月から追加された新ランチメニュー「スパイシートマトソースのハンバーグ」です。
ランチメニューは平日の昼間限定ではあるものの、ワンコイン500円でスープバーやサラダまでついてくるというお得メニューです。
今までの9種類のメニューが一部改訂されて、追加されたのが今回のスパイシートマトソースのハンバーグになります。
スパイシートマトソースのハンバーグは、その名の通り辛味のあるトマトソースが前面に押し出されています。
赤いトマトと緑のスパイシーソースは彩も良く、メニューの写真からでも食欲をそそられます。
実際に食べてみればわかりますが、スパイシーさはしっかりありながらも、トマトソースの味もしっかり残っているという調和のとれたハンバーグです。
付け合わせの野菜も、コーンとグリンピース、ほうれん草と彩が良く、味も申し分ありません。
また、今回のトマトソースはそれらの付け合わせやサイトの相性も良く、つけて食べるととても美味しいです。
肝心のハンバーグですが、サイゼリヤのハンバーグにありがちな濃さがありません。
ソースによって上手く濃さが中和され、美味しく仕上がっています。
名前にスパイシーとあるからにはどれほどのものなのか時になる人もいると思いますが、辛いもの好きにとっては微妙です。
しかし、それほど辛いものが得意ではないという人にとっては十分食べられるレベルの辛さになっているのでお勧めできます。
今回ハンバーグに乗っているトマトソースは、マルゲリータピザなどに使われているのと同じで見た目は濃い赤で、味はトマトの美味しさが前面に押し出されているものです。
一方、緑色のスパイシーソースは、タバスコと同じ系統の味になります。
これら二つのソースが合わさり、ハンバーグの元々の旨さもあって、抜群の美味しさを誇っています。
トマトの甘さの中にスパイシーソースの辛さがピリッときて、口いっぱいに美味しさが広がります。
このスパイシーさは食べ終えてからもしばらく口の中にピリピリとした感覚が残るので苦手な方は注意してください。
スパイシートマトソースのハンバーグの魅力は味だけではなく、見た目にもあります。
写真で見るものと実際に出てくるものでボリュームが違うというのは往々にしてあることですが、スパイシートマトソースのハンバーグは期待を裏切りません。
ハンバーグにたっぷりとかけられた真っ赤なトマトソース
その上に綺麗にかけられた緑のスパイシーソース
どちらも写真と遜色がないほど美味しそうに見えます。
特にトマトソースはたっぷりとかけられているため、見た目から食欲を刺激してきます。
このトマトソースは食感にも大きな影響を与えています。
トマトソースがたっぷりかかっていることにより、ハンバーグを口に運んだ時に、トマトソースが自己主張を始めます。
サイゼリヤのハンバーグ特有の暴力的な旨味は訪れず、トマトソースのドロッとした食感と甘み、それに続いてスパイシーソースのピリッとした辛味が訪れます。
トマトソースにより食感が他のハンバーグ系メニューとは異なっており、しっとりとしたハンバーグに仕上がっているのが特徴的です。
最後にアレンジについてですが、スパイシートマトソースのハンバーグはアレンジ不要です。
というのも元々、トマトソース・スパイシーソースという強烈な味がついているので下手にアレンジすると味が崩壊する可能性があります。
特にタバスコや唐辛子フレークなどで辛さを足してしまうと、せっかくのトマトの味が台無しになりかねません。
オリーブオイルは一見合いそうに見えますが、たっぷりゆえにドロッとしたトマトソースが水っぽくなってしまい台無しです。
粉チーズは試してみる価値はありますが、辛さがマイルドになってしまいせっかくのスパイシーさが失われてしまうように感じます。
以上のことから下手なアレンジは不要であると感じました。
スパイシートマトソースのハンバーグはサイゼリヤのハンバーグ特有の暴力的な旨味を中和していると前述しましたが、それは同じくランチメニューのオニオンソースのハンバーグにもいえることです。
こちらはオニオンソースによってしっとり、さっぱりな味に仕上がっています。
トマトや辛味が苦手な人はこちらを選択する方が無難です。
どちらが良いかは好みによるところが大きいと思いますので、一度食べ比べてみると良いでしょう。
ただ、スパイシートマトソースのハンバーグは、人によっては一度食べると病みつきになってしまってもおかしくないメニューの一つだと思います。