ピリ辛が絶妙「スパイシートマトソースのハンバーグ」!
今回紹介するのは、2017年7月から追加された新ランチメニュー「スパイシートマトソースのハンバーグ」です。
ランチメニューは平日の昼間限定ではあるものの、ワンコイン500円でスープバーやサラダまでついてくるというお得メニューです。
今までの9種類のメニューが一部改訂されて、追加されたのが今回のスパイシートマトソースのハンバーグになります。
スパイシートマトソースのハンバーグは、その名の通り辛味のあるトマトソースが前面に押し出されています。
赤いトマトと緑のスパイシーソースは彩も良く、メニューの写真からでも食欲をそそられます。
実際に食べてみればわかりますが、スパイシーさはしっかりありながらも、トマトソースの味もしっかり残っているという調和のとれたハンバーグです。
付け合わせの野菜も、コーンとグリンピース、ほうれん草と彩が良く、味も申し分ありません。
また、今回のトマトソースはそれらの付け合わせやサイトの相性も良く、つけて食べるととても美味しいです。
肝心のハンバーグですが、サイゼリヤのハンバーグにありがちな濃さがありません。
ソースによって上手く濃さが中和され、美味しく仕上がっています。
名前にスパイシーとあるからにはどれほどのものなのか時になる人もいると思いますが、辛いもの好きにとっては微妙です。
しかし、それほど辛いものが得意ではないという人にとっては十分食べられるレベルの辛さになっているのでお勧めできます。
今回ハンバーグに乗っているトマトソースは、マルゲリータピザなどに使われているのと同じで見た目は濃い赤で、味はトマトの美味しさが前面に押し出されているものです。
一方、緑色のスパイシーソースは、タバスコと同じ系統の味になります。
これら二つのソースが合わさり、ハンバーグの元々の旨さもあって、抜群の美味しさを誇っています。
トマトの甘さの中にスパイシーソースの辛さがピリッときて、口いっぱいに美味しさが広がります。
このスパイシーさは食べ終えてからもしばらく口の中にピリピリとした感覚が残るので苦手な方は注意してください。
スパイシートマトソースのハンバーグの魅力は味だけではなく、見た目にもあります。
写真で見るものと実際に出てくるものでボリュームが違うというのは往々にしてあることですが、スパイシートマトソースのハンバーグは期待を裏切りません。
ハンバーグにたっぷりとかけられた真っ赤なトマトソース
その上に綺麗にかけられた緑のスパイシーソース
どちらも写真と遜色がないほど美味しそうに見えます。
特にトマトソースはたっぷりとかけられているため、見た目から食欲を刺激してきます。
このトマトソースは食感にも大きな影響を与えています。
トマトソースがたっぷりかかっていることにより、ハンバーグを口に運んだ時に、トマトソースが自己主張を始めます。
サイゼリヤのハンバーグ特有の暴力的な旨味は訪れず、トマトソースのドロッとした食感と甘み、それに続いてスパイシーソースのピリッとした辛味が訪れます。
トマトソースにより食感が他のハンバーグ系メニューとは異なっており、しっとりとしたハンバーグに仕上がっているのが特徴的です。
最後にアレンジについてですが、スパイシートマトソースのハンバーグはアレンジ不要です。
というのも元々、トマトソース・スパイシーソースという強烈な味がついているので下手にアレンジすると味が崩壊する可能性があります。
特にタバスコや唐辛子フレークなどで辛さを足してしまうと、せっかくのトマトの味が台無しになりかねません。
オリーブオイルは一見合いそうに見えますが、たっぷりゆえにドロッとしたトマトソースが水っぽくなってしまい台無しです。
粉チーズは試してみる価値はありますが、辛さがマイルドになってしまいせっかくのスパイシーさが失われてしまうように感じます。
以上のことから下手なアレンジは不要であると感じました。
スパイシートマトソースのハンバーグはサイゼリヤのハンバーグ特有の暴力的な旨味を中和していると前述しましたが、それは同じくランチメニューのオニオンソースのハンバーグにもいえることです。
こちらはオニオンソースによってしっとり、さっぱりな味に仕上がっています。
トマトや辛味が苦手な人はこちらを選択する方が無難です。
どちらが良いかは好みによるところが大きいと思いますので、一度食べ比べてみると良いでしょう。
ただ、スパイシートマトソースのハンバーグは、人によっては一度食べると病みつきになってしまってもおかしくないメニューの一つだと思います。
ワンコインでお得がいっぱい「ランチメニュー」!
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今回紹介するのは「ランチメニュー」です。
サイゼリヤのランチメニューは全部で9種類存在します。
ハンバーグ系が3種・パスタ系3種・ドリア系3種です。
「鶏肉のオーブン焼き」
「オニオンソースのハンバーグ」
「スパイシートマトソースのハンバーグ」
「ほうれん草のスパゲッティ」
「ナスとミートソーススパゲッティ」
「インゲンとじゃがいものグリーンソーススパゲッティ」
「タラコとエビのドリア」
「彩野菜のミラノ風ドリア」
「チキンカレーのドリア」
がランチメニューのラインナップになります。
ランチメニューは平日の午前11時から午後3時まで注文を受け付けています。
わずか500円でメイン料理とスープバー、ミニサラダが付いてくるお得なメニューです。
また、ランチメニューを注文するとランチドリンクバーを注文することが出来ます。
ランチドリンクバーはわずか110円で利用できるドリンクバーです。
当然飲み物の種類は変わりません。
各メニューの感想については個別記事を設けるので省略しますが、全てのランチメニューに共通しているサラダやスープについてはここで感想を述べます。
まずサラダに関してですが、これはミニサラダですが十分美味しいです。
野菜自体にもドレッシングがかかっており美味しいのですが、それよりもその野菜の上に乗っているポテトサラダが絶品です。
ポテトの濃厚な味とドレッシングのさっぱりした味が合わさって絶妙な美味しさを誇っています。
また、サラダはメイン料理よりも先に持ってきてくれるため、この辺りの気配りも良いと感じました。
次にスープについてですが、味についてはそれほど問題はありません。
しかし、一種類しかなく、具もないという点には少し不満があります。
やはり2種類以上は欲しいというのが本音です。
また、スープに具がないというのもファミレスの中では珍しいですし、欲しいところではあります。
しかし、味は十分美味しいですし、冷めているわけでもなく、飲み放題ですので許容範囲と言えるでしょう。
願わくばもう少ししっかりとしたスープをつけて欲しいです。
サラダは十分良いものですので、そこにしっかりとしたスープが付けばお得感はより増すでしょう。
ハンバーグ系3種類に関しては本来別料金であるライスもランチ価格に含まれています。
そのような点を踏まえると料金的にはハンバーグ系が一番お得であると感じます。
しかし、どれも美味しそうなメニューばかりですので一度ずつぐらいは全てのメニューを食べてみたいと思います。
各メニューの感想については以下のリンクからご覧ください。
①鶏肉のオーブン焼き
②オニオンソースのハンバーグ
③スパイシートマトソースのハンバーグ
④ほうれん草のスパゲッティ
ComingSoon
⑤ナスとミートソーススパゲッティ
ComingSoon
⑥インゲンとじゃがいものグリーンソーススパゲッティ
ComingSoon
⑦タラコとエビのドリア
⑧彩野菜のミラノ風ドリア
ComingSoon
⑨チキンカレーのドリア
ComingSoon
ホクホクで美味い「新じゃがとパンチェッタのオーブン焼き」!
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今回紹介するのは「新じゃがとパンチェッタのオーブン焼き」です。
新じゃがとパンチェッタのオーブン焼きは期間限定メニューでありながら価格は399円とリーズナブルです。
ホクホクの新じゃがとピザにも使われているパンチェッタの組み合わせは美味しく、いくらでも食べることが出来てしまいます。
ドリンクバーのお供として注文するのがベストな選択だと思います。
新じゃがとパンチェッタのオーブン焼きはジャガイモが前面に押し出されています。
それゆえにジャガイモが不味いと台無しになってしまう料理です。
またジャガイモはパサパサになりやすく、そうなると食感も味も最悪になります。
しかし、新じゃがとパンチェッタのオーブン焼きはそれらの問題を完全にクリアしています。
ジャガイモにもしっかりと味が付いており、ジャガイモより濃い味のパンチェッタとの調和性が素晴らしいです。
ホクホクで絶妙な食感を生み出すジャガイモと、塩味をしっかりと感じさせてくれるパンチェッタ、この組み合わせは絶妙というほかありません。
ジャガイモの方は味はありますが濃いわけではなく、あくまでも単体として食べても美味しいと感じるレベルに抑えられています。
一方でパンチェッタは単体で食べると濃いと感じる味付けになっています。
それゆえに両方を同時に食べることで味のバランスが整い、食感もジャガイモによって素晴らしいものになるため美味しくなります。
ホクホクのジャガイモと塩味が濃縮されたパンチェッタ。
お互いがお互いの弱点を補いあっている料理と言えます。
味、食感、見た目、どれも平均点を超えており、期間限定であるということも相まって考えると一度は注文したい一品であると感じます。
また、最初にも書いた通り、ドリンクバーと合わせて注文するのがお勧めです。
おつまみとしては量も多く、味の濃さもちょうど良いうえに、価格も399円に抑えられているのでドリンクバーのお供として最適です。
また、新じゃがとパンチェッタのオーブン焼きは、通常メニューと同様にドリンクバーをセットドリンクバーにすることが出来るので、ドリンクバーとおつまみを望む人には良い一品であると言えます。
完成された味ではありますが、メインがジャガイモがということもありカスタマイズは十分に楽しめます。
粉チーズをかけるとチーズとジャガイモの親和性が非常に高いことに加え、パンチェッタの塩味とも干渉しないので良い味に仕上がります。
ただし、かけすぎるとバランスが崩れるので慎重に試す必要があります。
タバスコの場合も美味しく味わうことが出来ますが、こちらもかけすぎると味のバランスが崩壊してしまうので少しずつ試す必要がありそうです。
バランスを保てればかなり美味しく仕上がります。
唐辛子フレークも美味しいのですが、如何せん食べにくいです。
フレークとジャガイモの形は相性が悪いように感じます。
辛味が欲しいのであればタバスコで十分です。
オリーブオイルは当然美味しくなります。
ジャガイモとも、パンチェッタとも相性が良いです。
ただし、タバスコと一緒に使うのは控える方が無難です。
期間限定で、今しか食べられないメニューですので、まだ食べていない方はぜひ一度お試しください。
嫌いだと感じる人はあまりいないと思います。
特にお腹はすいていないけれど、ドリンクバーを単品で注文するのは嫌だと感じる人には良い料理だと感じます。
塩味が絶品「ミラノサラミのピザ」!!
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今回紹介するのは塩味が絶品の「ミラノサラミのピザ」です。
ミラノサラミのピザはサイゼリヤのピザの中では最高値メニューにあたります。
その価格は499円です。
王道のマルゲリータピザが399円ですので普通のピザよりも100円高いことになります。
価格こそ高めですが味は流石と言わざるを得ないほど美味しいです。
ただ、好みがわかれるものであるとも言うことが出来ます。
ミラノサラミのピザ最大の特徴は塩味です。
サラミなの塩味があるのは当然なのですが、これが抜群に美味しいです。
ぎゅっと濃縮された塩味が口いっぱいに広がります。
チーズの塩味、サラミの塩味が調和されていて絶妙な味に仕上がっています。
逆に言えばピザにおいて重要なチーズの要素が弱いので、チーズ好きにはお勧めできませんが、チーズが苦手だけどピザが食べたいという人にはお勧めできます。
食感はサラミのおかげもあり他のピザとは全く違います。
チーズの要素が弱いというのは味だけではなく、食感に対してもそのように感じます。
やはり見た目通りサラミの味、サラミの食感が強くなっています。
それゆえにいつものピザに飽きたという人は一度試してみると良いかもしれません。
良くも悪くも普段のピザとは違っていて面白いです。
価格は499円と高めの設定ですがこれは仕方がないことだと感じます。
なんせピザには4枚ものサラミが乗っています。
コストが相当かかっているのは想像に難くないでしょう。
クオリティ的には問題ないですし、価格も適正だと感じます。
しかし、499円となるとマルゲリータピザをWチーズにするのと価格が変わらないことになり、それを考えると注文を躊躇う人も一定数はいるでしょう。
中途半端になりますが450円ぐらいにしてもらえると注文しやすくなります。
最後にアレンジに関してですが、ミラノサラミのピザに限ってはしない方が無難です。
粉チーズやタバスコ、オリーブオイル、唐辛子フレークなどが利用できますがどれも味の主張が強すぎます。
ミラノ風ドリアやマルゲリータピザといったものはアレンジがしやすいのですが、ミラノサラミのピザはアレンジしづらいです。
というのもミラノサラミのピザ最大の特徴は塩味です。
絶妙な塩味があるからこそ美味しく仕上がっています。
逆に言えばこれが崩れてしまうと美味しさが損なわれてしまう可能性が高いです。
調味料のどれを使っても塩味を消し飛ばしてしまい、または調和性なく複数の味が存在することになり、残念な仕上がりとなります。
せっかく色々な調味料があるサイゼリヤですが、ミラノサラミのピザに関しては味を弄らないのが得策だと思います。
パスタの王道「ミートソースボロニア風」!
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今回紹介するのは王道の「ミートソースボロニア風」です。
ミートソースボロニア風は他の多くのパスタと同様399円で食べることが出来る激安パスタです。
旨味の強いミートソースを纏ったパスタを400円という低価格で食べられるという、味も値段も満足のいく一品になっています。
ミートソースボロニア風は粉チーズとの相性も抜群なので調味料を使うことで味の変化を楽しむこともできます。
サイゼリヤのミートソースは他のお店にあるようなものとは少し違っています。
というのも、確かにミートソースではあるのですが、トマトではなく肉に重点が置かれています。
ミートソースにはトマトが使われており、多くの場合酸味が多少なりとも感じられます。
しかし、サイゼリヤのミートソースは酸味をあまり感じません。
むしろ、ミートソースのミートの部分が格段に強調された肉々しい味の濃いものに仕上がっています。
これは一見してミートソースの魅力を破壊しているように感じますがそんなことはありません。
この肉々しいソースが味の濃さを強調し、空腹になっているお腹にガツンと響きます。
一口食べれば、思わずもう一口求めてしまう、引き込まれるような美味しさです。
このミートソースはパスタとよく合い、普段ミートソースのパスタでは感じない旨味を引き出しています。
このミートソースは肉の味だけでなく、肉の食感をもしっかりと残しているのが特徴です。
本来なら存在をそれほど強調しないミンチが、ミートソースボロニア風では自己主張を行っています。
肉の味も食感もしっかり感じることが出来、美味しさの演出に一役買っているのは言うまでもありません。
この味と食感によって、しっかりと満腹へ導いてくれます。
見栄えはいたって普通のミートソースのパスタです。
少し肉の粗さが目立ち、粉チーズが振りかけられている程度のものです。
決して食欲を欠くような見栄えではありませんが、積極的に食欲をそそる見栄えというわけでもありません。
ただ空腹時に見ると意識がかなり引き込まれていく見た目ではあります。
見るだけでその味の濃さ、美味しさが伝わってきます。
特に出来立てで湯気が立っているようであればより顕著に感じることが出来ます。
思わず唾液が分泌されてしまうほど強力な求心力を有していると言えます。
以上のように味や見栄えはほとんどの人が合格点を出せるものとなっています。
なのにもかかわらず399円と低価格で提供されているのでお得感があります。
かなり空腹状態の時に選びたい逸品であるのは言うまでもありません。
しかし、このミートソースボロニア風の魅力はここからです。
元々ミートソースのパスタというのは粉チーズとの相性が抜群に良いです。
それはこのサイゼリヤのものも同様です。
そして、サイゼリヤでは無料で粉チーズをいくらでも投入することが出来ます。
当然、ミートソースボロニア風は粉チーズとの相性も考えられており、かければかけるほど幸せな味が口いっぱいに広がることになります。
しかも、粉チーズを振りかけることで起きる変化は味だけではありません。
なんと食感までも変化してしまうのです。
粉チーズを振りかけてパスタとソースとともに混ぜ合わせると、若干フォークでパスタを掬う時に重さを感じることが出来ます。
どういうことかというと粉チーズがとけてフォークの引きに抵抗しているのです。
当然その重みは食感にも明確な変化を与えています。
口に含めばすぐにわかりますが、パスタがかなりクリーミーになっています。
今までの肉々しさが薄くなり、クリーミーなチーズ味が勢力を増しています。
もちろんそれは味の崩壊をもたらしているわけではありません。
肉の味、トマトの味、パスタの味、チーズの味、それぞれがバランスよく感じられ、非常に美味しくなります。
明らかに何もかけない時よりも、粉チーズをかけた時の方が美味しいです。
ただし、入れすぎると味を崩壊させてしまうリスクはあります。
ゆえに、少しずつ粉チーズを足していき、自分の好みの量を理解することが、ミートソースボロニア風を最大限楽しむ秘訣と言えます。
空腹時に粉チーズをたっぷりかけた熱々のミートソースボロニア風は一種の凶器です。
あまりにも暴力的な旨味に虜になってしまいます。
もちろん、粉チーズなしバージョンも美味しいので好みに応じて変化させてみてください。